広島SDGs 企画 あかしあ流働き方改革2020-受動喫煙対策-

2020年4月1日より施行された健康増進法の改正によって、従業員の望まない受動喫煙を防止することが企業責任のひとつに加わりました。当施設における現環境は喫煙場所を屋外の所定場所に定め、施設内全面禁煙としており、また喫煙器具一式(紙巻きたばこ・電子タバコ・加熱式たばこ・ライター・マッチなど)のフロア内持ち込み禁止という状況です。更に非喫煙者が不快に感じる要因の一つである“喫煙後の喫煙者の体臭や口臭”に関しても喫煙後施設内に入苑する前に消臭を徹底するというルールを設けています。これにより、法律で定められている非受動喫煙対策環境は既に整ってはいますが、持続可能な介護事業の展開且つ更なるサービスの質の向上を目指し、以下に記す取り組みを実施致します。

 

【持続可能な介護事業の展開且つ更なるサービスの質の向上を実現させる為の目標】

①喫煙後の喫煙者から発せられる口臭※1や体臭が完全に消臭する事により、間近で支援を受けるご入居者及び同施設内で勤務する職員の精神的ストレスを緩和し顧客満足度を向上。

※1:喫煙後45分間は喫煙者の呼気からたばこの成分が検出されると言われている為、“不快な臭い”という感覚的被害のみならず紙たばこが燃焼する際に発生する有害成分による実被害も懸念される。

②紙巻きたばこの燃焼により発生する6,000種類以上もの化学成分の約1%が肺がん・心血管疾患・肺気腫などの喫煙関連疾患の原因または潜在的原因とみなされているが、この化学成分の発生を軽減する事で副流煙※2による受動喫煙被害を無くすと同時に喫煙者の健康増進に繋げる。これにより喫煙者及び非喫煙者の健康寿命(元気に働ける期間)を延ばし、持続可能な介護事業の展開をはかる。

※2:副流煙とは紙たばこの点火部から立ち昇る煙でたばこのフィルターを通っていない為、主流煙(喫煙者が吸う煙)よりも有害物質を多く含んでいる。

③禁煙という最終目標を達成させるために①及び②を実施。

 

■健康増進法の改正概要及び受動喫煙対策セミナー開催

開催場所:介護付有料老人ホーム あかしあ大河1階機能訓練スペース

開催日:9月29日 14:30~