今こそ考えよう!!持続可能な介護現場!!”めだかの学校プロジェクト”発足☆彡

さて、2019年12月以降、中国湖北省武漢市で発生している新型コロナウイルス感染症について、国内でも関連する患者の発生が次々と報告されています。そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、安倍内閣総理大臣(以下:安倍総理)は、全国の小中学校、高校などに対し、3月2日から春休みまで臨時休校するよう要請すると表明しました。

「全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで、臨時休校を行うよう要請する」(安倍総理)

安倍総理は「多くの子どもたちや教員が日常的に長時間集まることによる感染リスクにあらかじめ備える」と説明。また、子どもを持つ保護者が、休みを取りやすい環境を整えるよう行政機関や企業などに配慮するよう求めています。

しかし、当施設のような介護事業者等では、ICT機器などを活用しての在宅ワークが行えるような環境を全面的に推進していく事が困難である事は明白です。(現時点で当施設にて在宅ワークを実施できているのはごく一部の職員です・・。)。このような状況下において急遽発表された一斉休校措置を受け、従業員(特に小さな子供を持つ職員)の中には、このままでは通常通りの勤務ができなくなる者も出て参ります。この状態が長期化する事により、働く事が出来ない職員は収入が低下、また、現場で勤める一部の職員の負担が増すことは明らかであり、その結果、今以上に介護現場に従事する“人財”確保が困難となり、サービスの質が低下するだけでなく、延いては介護事業そのものの運営が困難になる可能性も十分に考えられる問題ではないかと危惧しております。

そこで、当施設と致しましては、感染予防の徹底を図ると共に、これまで通りの職員体制を確保し、ご入居者に対する適切な支援を今後も継続していくために、この度、当施設独自の取組みとして“めだかの学校プロジェクト”を発足致しました。

”めだかの学校プロジェクト”とは・・・

1歳~小学校低学年(3・4年生程度)までの子供を持つ当社職員(以下:職員)のうち、特別な事情(大型連休中に子供を預ける場所がない・感染症などの流行による休校など)で子どもを預ける事が出来ず、就業が困難となる者について、当社が定める規約に基づき、当社が運営する介護付有料老人ホームあかしあ大河へ一緒に出勤し、子供は所定の場所にて活動(宿題・遊玩具などでのお遊びなど)し、父母は通常通りの勤務を継続する事ができる環境を目指し発足されたプロジェクトの事。

本プロジェクトを発足するにあたり、これまで以上に事故予防や感染症などへの予防対策を徹底し、ご入居者及びご家族の皆様に安心してお過ごし頂けるよう努めて参ります。

※”めだかの学校”の様子などは随時ブログで掲載させて頂く予定です。